SpeeZ

ウェルネス領域について

デジタルトランスフォーメーション(DX)事業本部は、デジタルシフトが進んでいない不動産やリフォーム、介護など様々な業界において、データの力でリアル産業の進化に取り組んでいます。

現在は、既存事業のアセットをうまく活用しながら積極的に事業立ち上げも行っています。イエウールやヌリカエなど、業界No.1となったサービスのケイパビリティや組織力を存分に活かしつつ、市場を見極め、Speeeの事業戦略に則って新規事業へ思い切った投資を行っています。

そんな中、2020年12月に新規参入したのは不動産やリフォームとは全く異なる新領域。ウェルネス(介護)の業界です。

業界課題と目指す姿

日本では後期高齢者(75歳以上)が増加しており、2025年には超高齢社会が訪れますシニアライフにおける住み替え先として、介護施設を選ぶ方は年々増加しているものの、施設探しを行うことが非常に難しくなっています。

施設探しをする方は、入居者様の息子・娘、親族など50・60代が中心となっています。そのような方々は、日々の介護や自分の生活も多忙な中で、複雑な介護関連のルールや現状の把握を行い、施設探しなどを行うことが必要になります。家族の住まいに関することなので大事にしたいにもかかわらず、相談に乗ってくれる人もおらず、欲しい情報も見つからないため限られた情報の中で決めるしかないのが現状です。

介護施設側も入居までの各種コストが減らず常に満室を維持することが困難となっていました。
この介護業界の負を解消すべく、Speeeはこの領域に参入しました。

ケアスル 介護とは

そこで、人々にとって最後の住まいの選択肢となる「介護施設」においてもご支援すべく立ち上げたのが「ケアスル 介護」のサービスです。1年半前に立ち上がり、現在は8,000軒もの施設に掲載いただけるまでに成長してきました。

ケアスル 介護は、シニア世代の生きがいへの支援を通じて、現役世代の安心を1分でも早く届けることを目指しています。ユーザーに寄り添いながら情報をオンラインで提供するだけではなく、Web上の情報だけでは判断できない生の声をケアアドバイザーが直接お話させていただくことで、入居される方だけではなく、ご家族にも安心・安全をお届けしています。

現在は、施設側の集客という立場でユーザーと関わりを持つことによって、ユーザーの信用を得て、業界内に入っていっています。デジタルの活用で入居プロセスを改善し、施設側の空室リスクを下げ、入居候補者となるユーザーも、自分に合った施設を認識して負担を少なく施設選びができるよう、サービスを拡大しています。

そして、今後はイエウールやヌリカエのように、ユーザーだけではなく介護施設側のデジタルシフトも推進し、単なるマッチングサービスだけではなく、ウェルネス領域においてより多くのお客様の多岐にわたるニーズに応えるため、さらなる事業拡大、サービス拡充を目指しています。