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国内有数のトップマーケターと並走する「Speee流マーケティングコンサルタント」の醍醐味

Speee星太心

マーケティングインテリジェンス事業本部 マーケティングコンサルタント 星 太心

早稲田大学卒。自身の裁量が大きく、インパクトが残せる仕事がしたいという思いから、ベンチャー企業であるSpeeeへ入社。サーチコンサルティングのコンサルタントとして、入社半年で全社表彰式にて新人賞を受賞。2019年においても、クライアントへのコンサルティングサービスの継続率は100%を誇り、全社MVPを受賞。クライアントの本質的な事業課題を一緒に解決していけるよう、尽力している。

いい意味で「内定者」として扱われなかった入社前アルバイト時代

大学時代の塾でのアルバイト経験から、言われたことをやるだけではなく、自ら責任領域を広げていくことの面白さを感じ、「裁量を大きく持つことができ、インパクトの大きい仕事ができる会社」を見ている中で出会ったSpeee。インターンや選考の途中で出会う社員に魅力を感じ、選考に進みました。

元来悩まない性格で、友達や家族に相談することもほぼなかった自分は、「自分の意志決定に対して後悔はしない。一度決めたら振り返らず、その後のアクションだけに集中する」と決めていたので、当時もSpeeeへの入社に一直線だったな、と思います。

内定後、すぐに始めた内定者アルバイト。最初は新規事業戦略室にて調査業務を行いました。今思うと面白いことを任せてもらっていたなと思うのですが、正直、当時の自分にとってはつまらなく感じてしまっていたんです。

新卒採用人事マネージャーにそのことを伝えると、「まだ、そこで何も成果出してないよね?」と厳しく言われてしまい、まだ学生気分の自分に対し、大変反省したのを覚えています。その後、なんとか次のチャンスをもらい、マーケティングを行っているアナリストの部署へ異動となりました。

アナリストとしてはもちろん、分析をするということ自体が初めてだし、最初はわからないことだらけでしたが、サーチという未知の領域が新鮮で、毎日忙しいながらも、とても楽しかったです。周囲の人達も内定者であるにも関わらずとても良く接してくれて、飲み会とかも毎回参加させてもらっていました。

いくつか案件も持たせてもらっていたんですが、規定で18時半までに帰らないといけなくて、「もっと働きたいのに」なんて文句も言っていましたね(笑)

頭が良くて優秀な人達に囲まれて、新しい知識を身につけて、自分自身が成長できているという実感がすごくあったんだと思います。

特に、バディを組んでいた先輩社員には毎日厳しいフィードバックをもらっていたんですが、逆に辞退可能性のある内定者に対して、基準を一切下げずに向き合ってくれるって、すごいなと。

いちビジネスマンとして、いい意味で内定者として扱われていないことが嬉しかったんですよね。ちゃんと見てくれている、承認してくれているという環境は、今思うと本当にありがたかったなと思っています。

配属はまさかのコンサルタント。コミュニケーションの壁にぶち当たる

そのまま新卒入社後もアナリストの配属だと思っていたのですが、配属を言い渡されたのは既存のクライアントに対してマーケティングコンサルティングを行うポジションでした。

そもそも塾講師の経験もあったし、新卒の営業研修でもアポ獲得1位になったりしていたので、コミュニケーションには苦手意識はありませんでした。しかし、すぐにその考えは甘かったと思い知らされます。

先輩社員とのクライアント訪問では、自分の話したいことが全く相手に伝わらず、しかもそれを受け取ってくれない相手のせいにしてしまったこともありました。本当にポンコツでしたね。

クライアントからのお叱りの言葉や、同行してくれた先輩社員や上司から幾度となくフィードバックを貰ううちに、ようやく「相手の期待値や意図を汲み取って、こちらの意見を伝えきるところまでが本質的なコミュニケーションであり、コンサルタントとして重要な要素の一つだということ」がわかってきたんです。

これは、今後の自分のビジネススキルとしても、本当に得られてよかった価値だと思っています。

最初、信頼も何もないクライアントに向き合い続けるのは、とにかくキツかったんですが、クライアントも社内の人達も、同じように自分に向き合い続けてくれたんですよね。そこには期待があって、自分に任せてくれている。その思いを裏切りたくないというのが強いモチベーションになっていました。

新卒初の新人賞・MVPダブル受賞―――仕事の成果は仕事で返ってくる

星太心表彰式

その後コンサルタントとアナリストを兼任することになり、案件数も事業部内トップクラスまで増え、運用難度の高いメディア系の案件も複数持つようになってきたタイミングで、全社の表彰式で新人賞を受賞することができました。入社半年のことです。

この半年間とにかくがむしゃらにやってきて、「ちゃんとやっていれば報われるんだ」ということがわかったし、クライアントへの対峙においても自信になりました。

ただ、早いうちにこういった賞を獲るとその後伸び悩むのでは?という危機感も感じていて。とにかく早く受賞を忘れようとしていましたね。

新人賞受賞後は、担当案件数も、難度も期待値もより高いクライアント案件を多く任されるようになりました。

また、事業部内プロジェクトにもアサインされ、クライアントワークだけではなく事業部の組織改善や運用管理にも取り組むようになり、まさに仕事の成果は仕事で返ってくるということを身を持って実感しました。

そうやって責任領域が広がっていくと、より大きなインパクトや成果を生み出すためには、自分だけではなく周囲の人達も巻き込んでいく必要があると感じるようになったんです。

それまで正直、周囲のメンバーを本当の意味で信頼できていなくて。一緒にやっているアナリストに作ってもらった資料を、相談なく修正してしまったりしたこともあります。自分の依頼精度が低いためにずれが生じてしまった資料なのに、完全に自分よがりで、一人で何でもやっていると思ってしまっていたんですよね。

ただ、大きな期待をいただいているクライアントに対して、より大きな価値提供をしていくためには、確実に周囲のメンバーの力が必要だということにだんだんと気づいていったんです。

分業体制を敷いているSpeeeのサーチコンサルティングサービスにおいて、クライアントへの価値提供最大化のためにみんなで一緒に戦う、その先導指揮を取れるのがコンサルタントの醍醐味なんだと強く思うようになりましたね。

その成果などもあり、2019年10月、新人賞受賞の2年後という短い期間で全社MVPを受賞できたのも、「周りが応援してくれるくらい本気で頑張ろう」と思えたからだと感じています。

そうやってクライアントへの価値提供のために尽力していたら、2019年は年間を通してサービスの継続率が100%となったのですが、「引き続き星さんと成果を出していきたいです」と言っていただけるのはやっぱり純粋に嬉しいですね。

トップマーケターたちと並走しながら、事業課題を一緒に解決していけるパートナーとして

私が考えるサーチコンサルティングとは、クライアントの本当に実現したい理想像を叶えるための手段のひとつで、クライアントの事業課題に、マーケティングを軸とした課題解決を行うことだと思っています。

その手段をフル活用して、社内アナリストを巻き込みながら、クライアントと目指す方向を一緒に定め、実現するために一緒に走り、障壁があれば一緒に突破していく…その先頭に立ち、ディレクションするのがSpeeeのコンサルタントです。高度な仮説検証力、マーケティングリテラシーが必要となる中で、社外のトップマーケターを巻き込んだプロジェクト推進、最終的にはKPIの達成を実現しなくてはなりません

そのためには、依頼された仕事をただこなす御用聞きでも、力任せに全力で対応することでもなく、クライアントが本当に求めている潜在的な要望や実現したい未来も汲み取った上で、成果を生み出していく必要があります。

また、多種多様な業界、職種、レイヤーの方と対峙させていただくことで、期待値や視座をチューニングする機会が頻繁にあり、自分自身の感覚の鍛錬も求められますね。クライアントのステークホルダーは国内有数のマーケターが多く、且つ予算を大きく投下しているコンサルティングサービスであるため非常に高い水準の議論をさせてもらっているなと思います。

若いうちからこういった経験ができるのは、本当にありがたいですし、自分の将来に向けて大きな財産になっていくんだろうなと感じています。

今後は、自分で課題を定義する力、そしてそれを解決できる力を今よりさらに磨いていき、影響範囲を広げていけるようになっていきたいと思っています。そして自分だけではなく、周りの人に対しても機会を生み出せる人になっていきたいですね。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。


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