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「強みを活かして新たな挑戦機会を得る」Speeeならではのマーケターキャリアとは

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20代のうちに力をつけるために、3つの軸で考えた就活

ー 伊佐さんは就活をどのような考えで進めていましたか?

家庭を持っても働き続けて、社会から必要とされる人になりたいと思っていましたね。

私が就活をしていたころ、育児と仕事の両立が難しく、仕事をやめてしまう、という人の話を聞きました。産休や育休が一般的に制度としてあることと、制度などを活用して働き続けられることは違うことに気づいたんです。そのため、ライフスタイルの変化があったとしても働き続けられるように、20代のうちにしっかりと力をつけないといけない、と考えていました。

その危機感を感じていたころに、ベンチャー企業の話を聞く機会がありました。仕事と家庭を両立したいという将来像を実現するには、若手の頃からトップ層と一緒に仕事ができるベンチャーの環境がいいと思い、そこからはひたすらベンチャー企業を見ましたね。20代で成長できる環境があるか、自分がなりたいと思えるロールモデルがいるか、ジョブローテーションで幅広い経験ができるか、の3つの軸で考えるようになりました。

ー さまざまなベンチャーが候補にあったなか、なぜSpeeeを選んだのでしょうか?

Speeeとの出会いはインターンでした。当時の事業立案インターンは、社員と役員がペアになってメンターをしてくれたのですが、メンター同士の関係性に衝撃を受けました。例えば、意見がすれ違ったときは役員だから正しいというわけでも、社員だから間違っているというわけでもなく、事業とはどうあるべきかを、ビジネスパーソンとしてフラットに議論しているんです。
素敵だと思う一方、メンター社員やインターン参加者のレベルが高く、入社してもついていけるのか、正直不安を感じていました。ですが、役員との面談で、私のスタンスをほめていただき、入社後も成長していけると後押ししてもらったことが安心感につながりました。

インターンや面談、面接などを通して、こうなりたいなと思えるビジネスパーソンがSpeeeにたくさんいたことが、入社の決め手でした。

ジョブローテーションの中で見つけたマーケティングの面白さ

ー 初めての配属先の自社メディア事業ではどのようなことを学ばれましたか?

入社後は、メディア事業でディレクターという職種からスタートしました。当時のSpeeeのディレクターという仕事は、領域が決まってるわけではなく、いろいろな業務をする職種で、一部マーケティング領域の仕事をしたり、P/Lを触ってビジネスの成り立ちを学んだりしていました。

良くも悪くも、1年目としてはレベルの高いリクエストを要求されていました。ですが、具体的な指示だけでなく、時に私が解釈をくわえる余地を残して仕事を振ってもらっていたおかげで、様々なことに触れるきっかけになりました。何より自分の頭で考えることがとても楽しかったです。

一方で、ディレクターという職種は、クライアントに対峙する役割ではなかったからこそ、当時のメンターからクライアント目線で細かくフィードバックをもらいました。ビジネスメールの作法や、期日を守る重要性など…、ビジネスパーソンとしての基礎を教えていただきました。これは今でもとても役に立っていますね。

ー2年目からは事業の体制変更などで、トレーディングデスク(以下TD)にトレーダー(広告運用者)として異動されましたが、そのときはどのような気持ちだったのでしょうか?

元々ジョブローテーションの希望もしていましたし、仕事内容もまったく違ったので、刺激が多く楽しかったですね。TDは、マーケティングの一手法のアドテクノロジー(Web広告に関するテクノロジー)を活用して、クライアントの集客や売上を改善していくコンサルティングをしています。
マーケティングは、テクノロジーが進化するとともに、手法やできることが変化していきます。飽き性の私でも楽しんで続けられるのではないかと思えたことが、マーケティングに興味をもつ大きなきっかけになりました。

仕事をしていくうちに、マーケティングの観点からビジネスを推進していくのは面白いなと気づきました。自分がやったことがクライアントの事業やビジネスに繋がっていることを数値で確認できるのが面白いなと。

印象的なのは、ある大手クライアントとの案件です。広告運用だけではなく、CAGR*など、事業全体における経営指標となるような目標を、マーケティング観点からクライアントと一緒に追うことになったんです。
*CAGR…複数年にわたる成長率から、1年あたりの平均成長率を求めたもの。

それまでは、広告運用担当として広告領域で成果を出すことを目標にしていたのですが、広告の成果が出たからといって事業全体で成果がでるとは限らないんですよね。
また、クライアントと対等に議論する上司の姿を間近で見て、上司のようにクライアントのディスカッションパートナーになりたいと思いました。
広告運用担当ではなく、クライアントが求めるレベルのマーケティング担当者としての当事者意識をもつことは、すぐにできるわけもなく落ち込むこともたくさんありましたし、要求される領域が広すぎて、考え方すら分からないということもありました。

しかし、まずは上司の真似をしながらクライアントと対等に話ができるように、業界知識のインプットも徹底的に行ったり、都度上司に相談したりしながら少しずつクライアントの信頼を得ることができました。

さらに、私たちとの取り組みによって、クライアントの経営にプラスに働く成果がでたり、一緒にやっていたチームや担当者が表彰されたりしたのは、とても嬉しかったですね。自分の仕事がクライアントの事業成果につながったんだと実感できました。

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Speeeで挑戦したマーケティングと、仕事に向き合って手にした成長実感とは

ーこのあとPAAMに異動されますが、TDからPAAMに異動する前、転職も考えていたとお聞きしたんですが…

ちょうど自社サービスのマーケティングにも挑戦したいと思っていて、実は転職する寸前まで話を進めていたんです。一方で、まだやりたいことが定まり切っているわけでも幅広い経験値を積んでいるわけでもない中、今のタイミングで転職してしまうと、当時スキルとして持っていた広告運用やデザインだけが求められ、突き詰めることになるのではないか、今はもっと幅広くマーケティングの経験を積んだほうがいいのでは、とも悩みました。
なので、私のなりたい像とそのキャリアの実現のために必要なことを、一緒にディスカッションして練り上げてもらいました。結果、もっと自分の力をつけるために、マーケティングの戦略設計にも挑戦できるSpeeeに残ろうと決めました。

そのような経緯があり、PAAMに異動しました。PAAMはビジネス戦略とマーケティング戦略を紐づけ、クライアントと併走するようなサービスが求められます。実際に、自分がクライアント様のマーケターだったらどう考えるか、という視点でコンサルティングをしていました。

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これまで、私はマーケティングの戦略設計をあまりやっておらず、先輩の仕事を見て難しさを感じていたので、この異動は大きな挑戦でしたね。PAAMには数か月の在籍ではありましたが戦略設計の面白さとともに、難度の高い領域であることを再認識しました。そして改めて、Speeeの環境で実力をつけていく覚悟が決まりました。

ーこのタイミングでSpeeeの自社サービスのマーケティングを強化するプロジェクト(以下SAM)に入られたんですよね?

TDやPAAMで経験したBtoBのマーケティングの知見を活かせると思っていただいたのがきっかけでした。コロナ禍ということもあり、アウトバウンドの営業活動だけではなく、Speeeの自社マーケティングを行ってインバウンドにも注力していこうというプロジェクトでした。
具体的には、事例を共有するセミナーなどを行ない、これまでの営業活動ではなかなか出会えていなかったお客様との接点を増加させるというものです。のちに、このプロジェクトがSales&Marketing(以下SAM)という部署になり、そのタイミングで異動しました。

今では、月に複数回、数十名規模のセミナーをおこなっているのですが、初回のセミナーでは目標の3分の1の参加者しか集まらず、運営も未熟でした。セミナー自体の企画運営や集客はもちろん、セールスへのリード連携や成果管理、事例を使わせていただくクライアントとのレギュレーション設計など、1つ乗り越えては問題にぶつかるという日々でしたね。

ーSAMに異動されて仕事の仕方などの変化はありましたか?

仕事への責任の持ち方が変わったように思いますね。

SAMに異動する前までは上司や先輩に渡された領域の仕事をしっかりこなすという働き方をしていました。言い換えれば一緒に仕事をしている人に甘えていて、責任を負い切れていなかったんだと思います。
「事業の課題解決者として頼られる存在になりたい」と思っていたので、この仕事の仕方から抜け出したかったのは事実でしたが、どう突破したらいいのかわからなかったんです。

ですが、SAMでは初めての取り組みばかりで、全員が手探り状態。自分が作成した計画で予算を組み、周りの人を巻き込んで仕事をする必要がありました。「自分が作った計画でたくさんの人を巻き込んでしまった以上、必ず成果を出さなければ」という気持ちが芽生えて、仕事に必死に向き合っていましたね。以前の仕事への向き合い方とは全く違うスタンスだったように思います。

また、前を走っているリーダーがどんどん進んで新しい役割を取っていくので、それについていくのに必死でした。結果として自分が責任を持って引っ張っていく領域が増えました。

どんなに目標が高くても、できないと思うのではなく、成功するために必要なことを考えて、「わたしに任せてください」と言えるようになったのも、大きな変化だと思いますね。

ーそのSAMでの成果を評価されて、全社Awardsで部門MVPを受賞されましたね!

正直受賞すると思っていなかったので、とても驚きました。
ですが、自分が事業を引っ張っていく責任感を適切に持ち、自分のなかでもスタンスの変化を感じていたので、MVPという形で評価いただいたのはとても嬉しかったです。

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Speeeで7年間仕事に向き合ってきた私が、目指す今後のキャリアとは

ー Speeeで7年間働かれてきましたが、就活生のころに思い描いていたイメージと現状の違いはありますか?

就活生のころに思い描いていた自分の理想像と、今の自分は一致しているように思えます。Speeeで働く人たちはそれぞれの理想に近づいていく人が多いので、自分も自然にそうなっていったんじゃないでしょうか。
また、Speeeには、悩んだときに相談に乗ってくれる人が多いので、自分の理想像に近づきやすいのではないかと思います。私自身も自分の想いや状況を適切に自己開示することで、周囲と円滑なコミュニケーションができるように心がけています。

今はワークライフバランスを意識して、リモートワーク中心の生活に変えましたが、リモートワークに切り替えても変に遠慮したり申し訳なさを感じたりせず、フラットにコミュニケーションがとれるところもSpeeeの良さだと思います。成果が出ていれば問題ないし、周りの理解もあるので、自分らしい働き方が実現できていると思います。


ー 今後、伊佐さんが思い描くキャリアについて教えてください。

今後も、マーケティングのスペシャリストとして責任領域を広げていきたいです。

7年間Speeeで、成果にこだわって全力で仕事に向き合ってきました。結果、PAAMやSAMなど入社当時にはなかった事業で挑戦機会を得ることができ、スキルを切り売りすることなく、マーケターとして能力を拡張できました。

最近、Speeeの採用も、マーケティング観点から携わるようになって…。人事経験がなくても声をかけてもらえるのは、マーケティング領域での経験や知識のおかげです。

マーケティングの中でもプロモーションをメインに仕事をしてきましたが、いずれは顧客が本質的に求める商品やサービスを作る、商品開発にもチャレンジしたいと考えています。マーケティング領域は広くて奥深いからこそ、極めていけば、今の私が想像していないような仕事にも繋がっていくかと思うと、わくわくしますね。

※本記事掲載の情報は、公開日時点のものです。